可燃ごみで出せます
刺身や幕の内弁当についているビニールのササ。
いわゆる笹の葉のイミテーションです。
刺身以外でも、コンビニで売っている弁当などにもほとんどこれが入っています。
このササ風のヤツと日本人のつきあいは長い。
刺身といえばこれがついているものだと誰もが思い込んでいる。
日本人にとって、刺身とこれはワンセットになったものなのだ。
だからといって、刺身と一緒にこれを盛りつけて食卓に出す主婦はあまりいない。
ほとんどが刺身のパックを開けてすぐに捨てられる運命にある。
弁当でもそうだ。
箸でつままれて、「たまには食ってみようか」などといわれることもない。
または、箸でつままれて、「ねえ、これ何ていうんだろう」などとかえりみられることはない。
もし、これを入れないで、刺身や弁当を売ったらどうなるだろうか。
「いつも入っているササが入ってませんよ」と抗議を受けるんだろうか。
きっと受けないでしょうね。
考えてみれば、不思議な存在です。
飾りではあるんだけど、つかの間の飾り。
でも、あれがササを模しているのにはちゃんと理由があって、笹の葉には殺菌作用があるんですね。
だから、いまでも高い寿司などには本物の笹の葉が使われています。
ということは、あのササは「腐らないように」というおまじないなのだろうか。
「あれですか?バランというんですよ」と、イトーヨーカ堂広報室。
ビニールと書いたが、正確にはポリエチレンとポリプロピレンを交ぜたものだ。
最近では入ってないものが多く、だんだんと少なくしていく傾向にあるそうだ。